2009年12月
2009年12月29日
実験用の塗板はセメント(窯業)系のサイディングを使用します。新品です。
3段になっている1枚のサイズは幅200㎜高470㎜厚12㎜。
写真はすでにシーラーを塗装済みです。
3段になっている1枚のサイズは幅200㎜高470㎜厚12㎜。
写真はすでにシーラーを塗装済みです。
ここからの塗装が実験部分です。
各種シーラーとフィラーを塗布しますが、どんな塗料をどう施工したかは公開しません。
写真は計量の場面です。少量な塗料の計量器にはお菓子料理用を使ってます。
上塗の塗装が完了しました。
上塗塗料は3種類で1段目2段目3段目と塗り分けてあります。色は共通色。
塗料の種類は全て1液型、指定希釈率で2回塗りの標準的な施工です。
下塗りが5種類(板5枚)です。
これを暴露試験し、その結果を傷みの速い南側外壁で使っていくのが、実験の主旨です。
この工夫の部分はお客様へ負担にならない当社施工価格内でのサービス仕事となります。
この工夫の部分はお客様へ負担にならない当社施工価格内でのサービス仕事となります。
鉄筋コンクリートの建物で外壁にアルミ窓しかないのなら、強溶剤フッ素で20年近い耐久性を期待することも奨められますが、街場の住宅には外壁以外の構造物も多く、それらは塗装に関わらず10年前後がメンテナンス周期です。よって外壁も10年前後の耐久性を確保して、10年前後でトータル的なメンテナンスをするのが最善だと当社は考えます。
そして10年前後の耐久性を持つ塗料が街場での主流となってはいるものの、メーカー発表のデータでは南側に疑問が出てくる訳です。
この問題は、現在でも色々手を尽くして施工していますが、今回の実験では手間のコスト削減に繋がると考えております。
そして10年前後の耐久性を持つ塗料が街場での主流となってはいるものの、メーカー発表のデータでは南側に疑問が出てくる訳です。
この問題は、現在でも色々手を尽くして施工していますが、今回の実験では手間のコスト削減に繋がると考えております。
塗板は完成しましたが、体調不良で取付は年明けに延期しました。(汗)
年の瀬に屋根から落下したら洒落になりませんからね。
年の瀬に屋根から落下したら洒落になりませんからね。
2009年12月28日
外壁塗料の種類と系統、耐久性、価格などの話を書いてみます。
塗料の主成分となる樹脂の種類は、大別して4種類です。
耐久性の低い物から「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」となります。
メーカーが発表する耐久年数は、アクリル(5年~6年)ウレタン(8年~10年)シリコン(12年~15年)フッ素(15年~20年)です。
そして、この各樹脂系統の中にさらに種類やグレードがあります。
水性タイプと溶剤タイプ(溶剤にはさらに弱溶剤と強溶剤)
弾性タイプと硬質タイプ
1液型タイプと2液型タイプ
これらの外壁塗料を塗るためには下塗りが必要です。
下塗りにも種類があり大別して2種類。「シーラー」と「フィラー」
シーラーには水性タイプと溶剤タイプがあり1液型と2液型もあります。
フィラーには弾性タイプと硬質タイプがあり、両方兼用タイプもあってこちらが主流です。
塗料の値段は下塗材も上塗材もピンキリです。
石油缶1本5千円から10万を超える上塗材まであり、下塗材も同じフィラーでも3倍4倍の価格差があります。
これらを予算と希望に合わせて塗装する訳ですが、メーカー公表の耐久年数はあくまで的確な施工が元であり、それは乾燥、希釈率、塗布量、塗装間隔、塗装回数、までが適正であることが条件です。
しかし、この通りに施工しても建物には必ず東西南北があり、太陽光や紫外線による劣化速度の負荷には差が発生します。
メーカー公表の耐久年数は明らかに南面のものではなく(これは今までの塗装の結果です)良く見ても東西であり、材料によっては北面かも知れません。
例えばウレタンの耐久性は8年から10年なので、北面で10年の耐久年数なら南面では10年持たない筈なのです。ただ劣化速度は立地条件や建物にもよるので、ハッキリとその塗料は南で何年とは言えません。
が、しかしどんな塗料でも南側から傷み始めるのは間違いありません。
当社はこの問題を常に考えて施工しており結果も出していますが、今回新たな施工方法を実行するために曝露試験を始めます。
詳細は近日公開する予定です。
塗料の主成分となる樹脂の種類は、大別して4種類です。
耐久性の低い物から「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」となります。
メーカーが発表する耐久年数は、アクリル(5年~6年)ウレタン(8年~10年)シリコン(12年~15年)フッ素(15年~20年)です。
そして、この各樹脂系統の中にさらに種類やグレードがあります。
水性タイプと溶剤タイプ(溶剤にはさらに弱溶剤と強溶剤)
弾性タイプと硬質タイプ
1液型タイプと2液型タイプ
これらの外壁塗料を塗るためには下塗りが必要です。
下塗りにも種類があり大別して2種類。「シーラー」と「フィラー」
シーラーには水性タイプと溶剤タイプがあり1液型と2液型もあります。
フィラーには弾性タイプと硬質タイプがあり、両方兼用タイプもあってこちらが主流です。
塗料の値段は下塗材も上塗材もピンキリです。
石油缶1本5千円から10万を超える上塗材まであり、下塗材も同じフィラーでも3倍4倍の価格差があります。
これらを予算と希望に合わせて塗装する訳ですが、メーカー公表の耐久年数はあくまで的確な施工が元であり、それは乾燥、希釈率、塗布量、塗装間隔、塗装回数、までが適正であることが条件です。
しかし、この通りに施工しても建物には必ず東西南北があり、太陽光や紫外線による劣化速度の負荷には差が発生します。
メーカー公表の耐久年数は明らかに南面のものではなく(これは今までの塗装の結果です)良く見ても東西であり、材料によっては北面かも知れません。
例えばウレタンの耐久性は8年から10年なので、北面で10年の耐久年数なら南面では10年持たない筈なのです。ただ劣化速度は立地条件や建物にもよるので、ハッキリとその塗料は南で何年とは言えません。
が、しかしどんな塗料でも南側から傷み始めるのは間違いありません。
当社はこの問題を常に考えて施工しており結果も出していますが、今回新たな施工方法を実行するために曝露試験を始めます。
詳細は近日公開する予定です。
2009年12月27日
昨夜は消防団の特別警備へ参加してきました。
担当日は決まっているものの、集合時間を知らされていないので、7時頃からウロウロしてしまいました。(汗)
が、7時半に無事団員と合流し町内を約1時間かけて巡回。
巡回後は町内会館にて会員の方のお手製夕食をご馳走になります。
昨夜はおにぎりと味噌汁&漬物。美味しかったです。お世話様です
で、後は12時まで待機です。
年末特別警備はこれを25日から30日まで毎晩おこなっております。
去年から参加の私にはこの待機が辛いです。
床からの冷えで身体が固着し持病もあって肩と首がバリバリになります。(汗)
昨夜は後半から背筋がゾクゾクしてどうやら風邪をひいたかもです。
私の風邪は連休前の仕事の緊張感が途切れる頃にやってくるのが常であります。
まだ仕事あるのになぁ とほほ
担当日は決まっているものの、集合時間を知らされていないので、7時頃からウロウロしてしまいました。(汗)
が、7時半に無事団員と合流し町内を約1時間かけて巡回。
巡回後は町内会館にて会員の方のお手製夕食をご馳走になります。
昨夜はおにぎりと味噌汁&漬物。美味しかったです。お世話様です
で、後は12時まで待機です。
年末特別警備はこれを25日から30日まで毎晩おこなっております。
去年から参加の私にはこの待機が辛いです。
床からの冷えで身体が固着し持病もあって肩と首がバリバリになります。(汗)
昨夜は後半から背筋がゾクゾクしてどうやら風邪をひいたかもです。
私の風邪は連休前の仕事の緊張感が途切れる頃にやってくるのが常であります。
まだ仕事あるのになぁ とほほ
2009年12月26日
1階外壁がサイディング2階外壁はモルタルの完了写真です。
塗装前にシーリングも施工しましたが写真を忘れております。(汗)
この現場ではマスキング、プライマー、増し打ちの部分とフィーラー塗りと2種類で施工してます。
最近の外壁塗装では主流である微弾性フィーラーですが、サイディングへ直接塗るのは少々問題ですね。
塗膜の食いつき具合が微妙なので、シーラーにするかサイディング対応のフィーラーにするべきです。
タイル調のサイディングの場合、目地との塗り分けも可能ですがあまりお奨めはしません。私は。
そして塗り方も丁寧にやらないと!です。ただでさえ平な肌なので塗装も平滑に塗らないと美観が落ちます。
早く終わらせようとすると厚塗で1回仕上げとか2回目は簡単にとかになる訳です。
すると仕上がりがデコデコになるのですね。私はこれが嫌いです。(笑)
で、写真の仕上がりとなります。
正面にある雨樋も塗装してあります。
塗装前にシーリングも施工しましたが写真を忘れております。(汗)
この現場ではマスキング、プライマー、増し打ちの部分とフィーラー塗りと2種類で施工してます。
最近の外壁塗装では主流である微弾性フィーラーですが、サイディングへ直接塗るのは少々問題ですね。
塗膜の食いつき具合が微妙なので、シーラーにするかサイディング対応のフィーラーにするべきです。
タイル調のサイディングの場合、目地との塗り分けも可能ですがあまりお奨めはしません。私は。
そして塗り方も丁寧にやらないと!です。ただでさえ平な肌なので塗装も平滑に塗らないと美観が落ちます。
早く終わらせようとすると厚塗で1回仕上げとか2回目は簡単にとかになる訳です。
すると仕上がりがデコデコになるのですね。私はこれが嫌いです。(笑)
で、写真の仕上がりとなります。
正面にある雨樋も塗装してあります。